Akosmismus

Me, poor man, my library was dukedom large enough.

おすすめの SF について

 おすすめする SF 作品のリストを作れと言われた。そんなものわたしの普段の発言からだいたい明らかだろうとも思ったが、普段の発言に注視されているのもなんだかいやなので素直に作っておくことにした。だから普段からわたしの発言に注視している人にとっては面白みのないリストになると思う*1。というかかなり素直な選び方をしているので誰がみてもそう面白みのあるリストではないと思う。

 特に方途の指定はなかったので一作家一冊で選んだ。二重カギカッコ『』でなくカギカッコ「」になっているものは短編である。収録されている本、雑誌は各自で調べていただきたい。

 ◎となっているものは特に薦めるものである。

 

アイザック・アシモフ『夜来たる』
ポール・アンダースン『タウ・ゼロ』
ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』◎
ジャック・ヴァンス『奇跡なす者たち』
コニー・ウィリス『空襲警報』◎
ケイト・ウィルヘイム『鳥の歌いまは絶え』
ヴァーナー・ヴィンジ『マイクロチップの魔術師』
ジーン・ウルフケルベロス第五の首』
ハーラン・エリスン『死の鳥』◎
ブライアン・オールディス地球の長い午後
オースン・スコット・カード無伴奏ソナタ
ヘンリイ・カットナー『ボロゴーヴはミムジイ』(銀背の方)
アンナ・カヴァン『ジュリアとバズーカ』◎
ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』
ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』◎
ジェイムズ・パトリック・ケリー「夏至祭」◎
マイクル・コニイ『ハローサマー、グッドバイ』◎
K・W・ジーター『悪魔の機械』
ルーシャス・シェパード『ジャガー・ハンター』
クリフォード・D・シマック『都市』
ボブ・ショウ『去りにし日々、今ひとたびの幻』◎
キジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』
シオドア・スタージョン『海を失った男』
ブルース・スターリング『蝉の女王』
ソムトウ・スチャリトクル『スターシップと俳句』
オラフ・ステープルドンシリウス
ニール・スティーヴンスンスノウ・クラッシュ』◎
コードウェイナー・スミス『鼠と竜のゲーム』◎
マイクル・スワンウィック『グリュフォンの卵』
ロジャー・ゼラズニイ『伝道の書に捧げる薔薇』◎
マーガレット・セント・クレア『どこからなりとも月にひとつの卵』
ロバート・J・ソウヤー『イリーガル・エイリアン』
ジェイムズ・ティプトリー・Jr. 『輝くもの天より墜ち』◎
トマス・M・ディッシュ『キャンプ・コンセントレーション』『334』『歌の翼に』◎◎◎
サミュエル・R・ディレイニー『ドリフトグラス』◎
アヴラム・デイヴィッドスン『どんがらがん』
ウォルター・テヴィス『ふるさと遠く』
コリイ・ドクトロウ『マジック・キングダムで落ちぶれて』
ガードナー・ドゾワ「海の鎖」
クリス・ネヴィル『ベティアンよ帰れ』
ロバート・A・ハインライン『月を売った男』
パオロ・バチガルピ『第六ポンプ』
J・G・バラード『溺れた巨人』
テリー・ビッスン『ふたりジャネット』
バート・K・ファイラー「時のいたみ」
ロバート・L・フォワード『竜の卵』
フレドリック・ブラウン『天の光はすべて星』◎
クリストファー・プリースト『逆転世界』
グレッグ・ベア「鏖戦」
バリントン・J・ベイリー『シティ 5 からの脱出』
ルフレッド・ベスタ―『虎よ、虎よ!』
ゼナ・ヘンダースン『悪魔はぼくのペット』
クリス・ボイス『キャッチワールド』
イアン・マクドナルド『火星夜想曲
ジョージ・R・R・マーティン洋梨型の男』
チャイナ・ミエヴィル『ペルディード・ストリート・ステーション』
ウォード・ムーア「ロト」◎
ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ
フリッツ・ライバー『バケツ一杯の空気』
トム・リーミイ『サンディエゴ・ライトフット・スー』
キット・リード「お待ち」
アーシュラ・K・ル=グウィン『風の十二方位』
キース・ロバーツ『パヴァーヌ
イアン・ワトスン&ロベルト・クアリア「彼らの生涯の最愛の時」

天野邉『プシスファイラ』◎
石川英輔『プロジェクト・ゼロ』
上田早夕里『リリエンタールの末裔』◎
小川一水『天涯の砦』
オキシタケヒコ『波の手紙が響くとき』◎
神林長平『魂の駆動体』
今日泊亜蘭『縹渺譚』◎
久米康之『猫の尻尾も借りてきて』◎
小林泰三『海を見る人』
菅浩江『誰に見しょとて』
瀬名秀明『希望』
高野史緒ヴェネツィアの恋人』◎
籘真千歳スワロウテイル人工少女販売処』◎
飛浩隆『グラン・ヴァカンス』◎
中里友香『黒十字サナトリウム
仁木稔『ミカイールの階梯』
野尻抱介『ピニェルの振り子』
長谷敏司『あなたのための物語』
広瀬正『マイナス・ゼロ』
藤崎慎吾『レフト・アローン』
堀晃『梅田地下オデッセイ』
柾悟郎『ヴィーナス・シティ』
水見稜夢魔のふる夜』
宮内悠介『盤上の夜』
六冬和生『みずは無間』
森下一仁『コスモス・ホテル』
山尾悠子山尾悠子作品集成』
山野浩一『花と機械とゲシタルト』◎

*1:なんでこれが入ってないんだ、みたいな作家や作品がいたらたぶん忘れてるだけなのでこっそり教えてください。