Akosmismus

Me, poor man, my library was dukedom large enough.

2017-01-01から1年間の記事一覧

シャーリイ・ジャクスン「くじ」について

完璧な短編小説とはなにか? そう問われたらわたしは悩んでからシャーリイ・ジャクスン「くじ」*1を挙げると思う。 くじ (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者: シャーリイ・ジャクスン,深町眞理子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2016/10/21 メディア: 文庫 …

繋がれた犬に二回も咬まれるなんて

『夫婦の中のよそもの』を読んだ。著者のエミール・クストリッツァと言えば知らぬものはいない名映画監督であるが、というか、あるらしいが、ともかくわたしも名前は知っている。映画は観たことがあることになっている。でもどちらかといえばノー・スモーキ…

本屋大賞とジプシー

本屋大賞は超信じられるのか?読書ジプシーが信じられる文学賞ってなに? - カプリスのかたちをしたアラベスク なんかこの記事がキモいらしい。 「読書ジプシーって造語(?)まで作って訴えるような話じゃない。あとキモい。」 「「少数の選民だけがこの本…