Akosmismus

Me, poor man, my library was dukedom large enough.

おすすめのミステリについて

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 これのミステリ版を作れといわれたので作ります(というかおすすめ SF についてももう 5 年前だしあれからいままでに読んだ面白かったやつを追加したいですね。まあそのうち)。ていうかこれも作品名だけ列挙しておすすめの理由とかまったく書いてないのに真に受けていろいろこのなかから読んでるひとがけっこういてびっくりするよね。でも読んだらおすすめしてる理由はわかるでしょう?

 ところでわたしって SF とミステリどっちのほうが(冊数でいうと)読んでるんだろう? と考えるとたぶんミステリなのだが、SF のほうがなんか自信がある。SF オタクは世の中に(とくに同年代に……)あんまりいないけどミステリオタクはそのへんによくいるからなんか比べちゃうんですよね。あと SF は好きな作家の本だいたいぜんぶ読んでからおすすめしてるけどミステリは全作読んでるわけでもないのに薦めてるばあいが多々あります。

 ミステリはシリーズものが多いけど、そのばあいはシリーズのなかでいちばん面白いやつを挙げています。ネタバレ等の関係で順番に読むことを想定されているシリーズの場合は、☆マークで標示しておきますのでご注意ください。とはいえ、よく覚えてなくてこの標示が行き届いてない場合もあると思いますので適宜自衛してください。

 前回と同様、原則一作家一作品、長篇は『』、短篇は「」です。収録されている本、雑誌は各自で調べてください。◎となっているものは特に薦めるものになります。

 

青崎有吾『図書館の殺人』◎
芦辺拓『十三番目の陪審員
飛鳥部勝則『堕天使拷問刑』◎
阿部智里『烏に単は似合わない』
天樹征丸「狐火流し殺人事件」(マンガもありなの?)
天祢涼『葬式組曲
有栖川有栖『孤島パズル』☆◎
井上真偽「トリプレッツと様相論理」
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』
梶龍雄『龍神池の小さな死体』◎
加納朋子『魔法飛行』
紙城境介『ウィッチハント・カーテンコール』
玩具堂「々人事件」
北村薫『六の宮の姫君』
北森鴻『凶笑面』
北山猛邦『『アリス・ミラー城』殺人事件』◎
霧舎巧『八月は一夜限りの心霊探偵』
久住四季トリックスターズ M』☆◎
倉知淳『幻獣遁走曲』
古泉迦十『火蛾』
斎藤肇『思いあがりのエピローグ』☆
酒井田寛太郎「ワンラウンド・カフェ」◎
佐々木俊介『繭の夏』◎
佐藤友哉エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室』
梓崎優「スプリング・ハズ・カム」◎
十階堂一系『赤村崎葵子の分析はデタラメ 続』☆◎
殊能将之鏡の中は日曜日』◎
城平京『名探偵に薔薇を』
菅浩江『鬼女の都』◎
杉井光『すべての愛がゆるされる島』
七河迦南『アルバトロスは羽ばたかない』☆◎
二階堂黎人『吸血の家』
西尾維新クビキリサイクル
似鳥鶏「家庭用事件」☆◎
法月綸太郎『頼子のために』◎
初野晴『千年ジュリエット』☆
はやみねかおる『魔女の隠れ里』
平石貴樹『笑ってジグソー、殺してパズル』『潮首岬に郭公の鳴く』(迷ったのでふたつ挙げてしまいました)
深水黎一郎『ジークフリートの剣』◎
古野まほろ『命に三つの鐘が鳴る Wの悲劇'75』◎
舞城王太郎ディスコ探偵水曜日
円居挽『丸太町ルヴォワール』
麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』◎
汀こるものまごころを、君に』☆
三雲岳斗『M.G.H.―楽園の鏡像』
三津田信三『首無の如き祟るもの』
門前典之『屍の命題』
夕木春央『方舟』◎
米澤穂信さよなら妖精
詠坂雄二『亡霊ふたり』◎

ウィリアム・アイリッシュ『聖アンセルム 923 号室』
アイザック・アシモフ『はだかの太陽』
スタンリイ・エリン『第八の日』◎
エラリー・クイーン『X の悲劇』◎
ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』
カーター・ディクスン『貴婦人として死す』◎
ケム・ナン『源にふれろ』◎
アントニイ・バークリー『第二の銃声』◎
クリスチアナ・ブランド『ジェゼベルの死』◎
ニコラス・ブレイク『死の殻』◎
マーガレット・ミラー『まるで天使のような』
陸秋槎『文学少女対数学少女』